Finance — Kahoku City
かほく市のお金のはなし
市民みんなで集めた税金が、どこへ行き、どう使われているかを、 だれでもわかるように整理したページです。
01 かほくは元気?
02 もしかて
03 税金の使い道
04 借金と貯金
05 過去と未来
06 よくある疑問
01 — Fiscal Health Check
かほく市は元気?
財政の「今」と「将来」を6つの指標でチェック。かほく市の健全度をスコア化しました。
総合 元気スコア — 令和5年度決算
😊
元気です!
0
/ 100点
出典:総務省 令和5年度 決算状況資料(石川県版)
各指標の詳細
0.41 (全国平均 約0.5)
市の税収だけでどれくらいサービスを賄えるかを示す数値。1.0に近いほど自立している。かほく市はベッドタウン型で交付税に頼る割合が高め。
🏫 なぜ大事? この値が低いと国の財政方針の影響を受けやすくなる。かほく市は全国平均をやや下回る水準。
90.8% (90%超 = 要注意水準)
毎年必ずかかる固定費(人件費・借金返済など)が収入の何%かを示す。低いほど新しい事業に使えるお金が多い。
💡 なぜ大事? この比率が高いと「やりたいことがあってもお金がない」状態になる。かほく市は改善傾向(R1: 93.1%→R5: 90.8%)。
6.9% (3〜5%が標準的)
1年間の実質的な黒字額が標準財政規模の何%かを示す。プラスなら黒字経営。かほく市はR5年度に7.1億円の黒字。
✅ なぜ大事? 黒字が続くと貯金が増える。赤字が続くと貯金を切り崩すことになる。
10.6% (18%超で届出義務)
借金(市債)の返済に収入の何%を使っているかを示す。18%超で国への届け出が必要、25%超で借入制限がかかる。かほく市は健全圏内。
🔑 なぜ大事? 返済が重すぎると将来の事業ができなくなる。過去5年で改善中(R1: 11.6%→R5: 10.6%)。
37.6% (30%以上が目安)
基金(市の貯金79.3億円)が標準財政規模(約102億円)の何%かを示す。かほく市は目安を大きく上回る充実した水準。
🏦 なぜ大事? 災害・急な支出・大型事業に対応する余力。ただしR5年度は4.8億円取り崩した。
87.7% (350%超 = 早期健全化)
市債残高など将来支払う負担の総額が標準財政規模の何%かを示す。かほく市は基準の350%をはるかに下回り、余裕がある。
📊 なぜ大事? 将来の市民(今の子どもたち)が背負う財政の重さを示す重要指標。
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指標
100点
0点
R5実績
点数
自分で稼ぐ力
0.8以上
0以下
0.41
51点
使えるお金
80%以下
100%以上
90.8%
46点
年間の黒字
5%以上の黒字
0%以下(赤字)
6.9%
100点
借金の重さ
0%
25%以上
10.6%
58点
貯金
30%以上
0%
37.6%
100点
将来世代の負担
0%
350%以上
87.7%
75点
金沢中央都市圏の6市町と比べる
令和5年度決算|金沢中央都市圏(金沢市・白山市・かほく市・野々市市・津幡町・内灘町)を抜粋|出典:各市町 財政状況資料集・健全化判断比率(総務省フォーマット)
自治体
総合 スコア
自分で 稼ぐ力財政力指数
使える お金経常収支比率
年間の 黒字・赤字実質収支比率
借金の 重さ実質公債費比率
貯金基金残高比率
将来世代への 借金の重さ将来負担比率
※ スコアは同一基準で全市町を算出。人口規模・産業構造が異なるため単純な順位だけで優劣は判断できません。津幡町・内灘町は財政力指数・実質収支比率が石川県版Excel概算値のため市町名に★を表示しています。経常収支比率・実質公債費比率・基金残高比率・将来負担比率は石川県R6決算PDF(R5年度確定値)を使用。将来負担比率「—」は充当可能財源が将来負担を上回っている状態です。
02 — Household Model
もし、かほく市が月収30万円の家庭だったら?
かほく市の財政規模を「月収30万円(年収360万円)の家庭」に換算しています。
MONTHLY BALANCE — 月収30万円換算(令和5年度 実データ)
歳入 (月収)¥300,000
実際 211.1億/年
歳出 (生活費)¥288,000
実際 202.7億/年
基金 残高(貯金)¥135,000
実際 79.3億 残高
市債 残高(借金)¥351,000
実際 205.7億 残高
📋
ローン残高(市債)
351万円
月収の約11.7か月分
¥300,000 / 月(年211.1億円)
市税 (給料)
市民税・固定資産税・たばこ税等 43.8億
¥74,800
25%
地方交付税 (仕送り)
普通交付税+特別交付税 63.7億
¥108,700
30%
国庫・県支出金 (補助金)
国庫30.3億+県13.2億
¥74,200
21%
¥288,000 / 月(年202.7億円)
扶助費 ・民生費 (生活費・福祉)
介護・子育て・生活保護など 71.0億
¥101,000
35%
教育費 (子どもの教育)
中学校給食施設整備等 30.0億
¥43,000
15%
総務費 (家計の管理)
職員給与・行政事務など 23.3億
¥33,000
12%
土木費 (家の修理・建設)
道路・橋・公共施設など 17.4億
¥25,000
9%
その他(衛生 ・消防 ・農林 ・商工 ・議会 等)
衛生10.7億・消防6.3億・農林4.2億等
¥48,000
17%
出典・参考資料
かほく市 令和5年度 財政状況資料集(
PDF直接リンク )/ 財政状況資料集(
総務省 )
※ 月収30万円換算は市民への説明用イメージです。実際の億円単位の数値は出典資料でご確認ください。年度:令和5年度。
03 — Where Your Tax Goes
税金の使い道
かほく市が1年間に使ったお金を、目的別にまとめました。あなたの税金がどこに使われているか、見てみましょう。【令和5年度 決算ベース】
くらしを支えるお金(民生費)
1人あたり 19.7万円/年
71.0億
35%
借りたお金の返済(公債費)
1人あたり 7.4万円/年
26.7億
13%
市役所の運営・職員のお給料(総務費)
1人あたり 6.5万円/年
23.3億
12%
道路・公園・施設の整備(土木費)
1人あたり 4.8万円/年
17.4億
9%
ごみ・環境・医療(衛生費)
1人あたり 3.0万円/年
10.7億
5%
消防 ・農業 ・商工 ・議会 など(その他)
1人あたり 6.6万円/年
23.6億
12%
金沢中央都市圏の6市町と比べる
1人あたり指標で比較 — 人口規模に関係なく「市民ひとりが受け取るサービス」を横並びにしています。比較年度:令和5年度(決算ベース) 出典:総務省 令和5年度 決算状況資料 ・各市町財政状況資料集・健全化判断比率
市町名
1人あたり 歳出(万円)
1人あたり 借金(万円)
1人あたり 貯金(万円)
使えるお金 の余裕度
自分で 稼ぐ力
かほく市
56.3
57.2
22.0
90.8%
0.41
金沢市
45.3
47.4
9.3
89.9%
0.86
白山市
48.6
58.7
8.3
94.4%
0.63
野々市市
40.4
24.6
27.3
94.0%
0.78
津幡町
44.7
47.9
7.0
88.9%
0.51
内灘町
43.6
44.0
22.2
88.9%
0.37
人口規模が異なるため、総額での単純比較は適切でありません。1人あたり指標でご覧ください。
出典:令和5年度 各市町 財政状況資料集・健全化判断比率(総務省フォーマット)
04 — Debt & Savings
市の借金と貯金
📌 市が借りたお金(市債 )の主な使い道(令和5年度 新規発行36.8億円の内訳)
1
中学校給食施設の整備(R5年度 新規)
23.1億
2
道路・橋・河川などのインフラ整備(土木債)
7.9億
3
学校・公民館など公共施設の建設・改修(教育債)
3.9億
4
上下水道・一般事業(一般単独債ほか)
1.9億
※ R5年度新規発行36.8億円の目的別内訳。出典:かほく市 令和5年度 財政状況資料集(地方債残高の推移・目的別)
「借金=悪い」とは限りません。道路や学校をつくるための長期投資として借りるのは自然なことです。大切なのは「何のために借りたか」「返せる見通しがあるか」です。
79.3
億円 / 令和5年度末(2023年度末)
かほく市が「もしものとき」や「将来の大きな工事」のために貯めているお金です。家庭の貯金箱と同じ仕組みで、目的別に4つの口座に分けています。
日常の貯金(財政調整基金 )62.8億・借金返済用(減債基金 )2.9億・特定目的の貯金(特定目的基金 )12.2億・土地購入用(土地開発基金 )1.4億の合計。令和5年度は3億円取り崩しました。
市民1人あたり 約22万円分の貯金
205.7
億円 / 令和5年度末(2023年度末)
道路・橋・学校・公共施設などを作るときに市が借りたお金の残高です。住宅ローンと同じで、毎年少しずつ返しています(令和元年度からの5年間で約30.8億円減りました)。
年間の返済額(26.7億円 )は歳出全体の約13%。借金の重さをはかる指標「将来負担比率 」は87.7% で、国が「危険」と判断する350%を大きく下回っています。
市民1人あたり 約57万円分の借金
貯金で借金をどれくらいまかなえる?(カバー率)
38.6%
貯金(基金 )79.3億 ÷ 借金(市債 )205.7億 = 38.6%
借金全額を貯金で一気に返すことはできませんが、毎年の返済額(26.7億円)の約3年分の貯金 があります。
身近な例で言うと、「毎月3万円のローン返済がある家庭が、返済3年分の貯金(108万円)を持っている状態」です。突然の出費にも対応できる余裕があります。
※ 財政力指数 :0.41(1に近いほど自力でお金を集める力が強い。石川県平均は約0.5〜0.6)
借金(市債 )と貯金(基金 )の推移(2004〜2023年度)
かほく市誕生(2004年・平成16年)から現在まで。2020年度は総務省公表データ未確認のため省略(グラフは前後年を直線で補間して表示しています)。 出典:各年度 総務省 財政状況資料集・かほく市決算書。2004〜2013年度は概算値を含む(グラフ上の該当区間は薄色で表示)。2021年度基金残高は令和3年度財政状況資料集より(財調62.6+減債2.4+特目20.4+土地1.2=86.6億)。
05 — Past & Future
過去と未来
かほく市が生まれた2004年(平成16年)から今までの「お金の流れ」と、中期財政計画による2029年までの見通しを確認できます。
主要3指標の推移(2004〜2023年度・かほく市誕生から)
2020年度は総務省公表データ未確認のため省略(グラフ上は前後年を直線補間)。経常収支比率は令和元〜5年度のみ。
💡 経常収支比率 とは「毎年必ず払わないといけないお金(給料・借金返済など)が、収入全体の何%か」を表す数字です。90%を超えると「新しいことに使えるお金が少ない」サインです。
📖 このグラフのポイントをまとめると…
① 借金(赤線) は市が生まれた2004年の270億円から年々減り続け、2023年は206億円まで減りました。
② 貯金(青線) は2004年のたったの21億円から2021年には87億円まで増えました。近年は少し取り崩して約80億円です。
③ 借金が減って貯金が増えている傾向は「財政が健全に向かっている」証拠です。
📅 これからのお金の見通し(中期財政計画 2024〜2029年度)
出典:かほく市 中期財政計画(令和7年3月)。※2024年度は実績見込み、2025年度以降は計画値。
💡 経常収支比率 が高い年は「やりたいことに使えるお金が少ない」状態。90%を超えると要注意です。
💰 収入の内訳はどう変わる?(歳入内訳 2024〜2029年度)
単位:百万円。出典:かほく市 中期財政計画(令和7年3月)。2024年度は実績見込み。 マーカーにカーソルを合わせると詳細が表示されます。
市税・地方消費税等
地方交付税
国庫・県支出金
地方債
繰入金・その他収入
臨時財政対策債等
🏗️ 支出の内訳はどう変わる?(歳出内訳 2024〜2029年度)
単位:百万円。出典:かほく市 中期財政計画(令和7年3月)。2024年度は実績見込み。
人件費
扶助費
公債費(借金返済)
物件費
補助費等
繰出金
普通建設事業費
災害復旧事業費
06 — FAQ
よくある疑問
「生活に直結する疑問」から「財政の仕組み」へ、市民目線で並べ直しています。
Life — 生活に直結する疑問
私が払った住民税は何に使われてるの?
結論:住民税など市税 は43.8億円 で、歳入の約20.8%を占めます(令和5年度)。
一般財源 である市税は、福祉・教育・道路整備・行政事務など、市のあらゆる支出に使われます。特定の事業にしか使えない補助金(国庫支出金など)とは異なり、市が自由に使える貴重な財源です。「03 税金の使い道」タブで内訳を確認できます。
出典:かほく市 令和5年度 歳入決算(財政状況資料集)
「財政が厳しい」ってどういう意味?
結論:「財政が厳しい」とは、新しいことに使えるお金の割合が下がっている状態のことが多いです。
収入が変わらなくても、借金返済(公債費 )や社会保障費(扶助費 )が増えると、新しいことに使えるお金が減ります。この「硬直化」を測る「経常収支比率 」という指標で確認できます。かほく市は90.8%(改善傾向)。
出典:かほく市 財政状況資料集(総務省)
かほく市は石川県内の他の市と比べてどう?
結論:「03 税金の使い道」タブの比較表で、1人あたり指標(歳出・借金・貯金)を金沢中央都市圏6市町と比べることができます。
人口規模が違う市を直接比較するときは「1人あたり」の数値が参考になります。1人あたりの支出が多い=サービスが手厚いとも言えますし、効率の違いを示す場合もあります。財政力指数 や人口密度・産業構造などの背景と合わせて読むことが大切です。
出典:各市決算カード・財政状況資料集(総務省)
Finance — 財政の状態を知る
かほく市の財政は健全なの?
結論:国が定める財政健全化指標では、現時点で「早期健全化基準」を超えていません。
国は毎年、自治体に「実質公債費比率 」などの財政指標の計算・公表を義務づけています。かほく市の令和5年度の実質公債費比率は10.6% で、早期健全化基準の25%を大幅に下回っています。将来負担比率も87.7%(基準350%以下)と健全圏内です。ただし、少子高齢化による社会保障費の増加や、インフラの老朽化対応が今後の課題です。
出典:かほく市 令和5年度 財政状況資料集(総務省)
市の借金(市債 )は増えてる?減ってる?
結論:かほく市の市債残高は令和元〜5年度の5年間で減少傾向 にあります。236.5億円(R1)→205.7億円(R5)へ約30.8億円削減。
市債残高は、新しく借りた額と、その年に返済した額(元金)の差し引きで決まります。大規模なインフラ整備があると増え、返済が進むと減ります。「05 年ごとの変化」タブで年度別の推移を確認できます。
出典:かほく市 決算カード(かほく市公式)
市の貯金(基金 )って十分あるの?
結論:かほく市の基金残高は令和5年度末で79.3億円 。標準財政規模(約102億円)の約78%と、比較的手厚い水準です。ただし令和5年度は前年度比でやや減少(84.1億→79.3億)しています。
基金の「十分さ」に絶対的な基準はありませんが、一般的に「標準財政規模の10〜20%程度」が目安とされます。今後の大規模修繕や防災対応に備えて、一定の基金を維持することが重要です。標準財政規模 との比較が参考になります。
出典:かほく市 財政状況資料集(総務省)
System — 財政の仕組みを知る
地方交付税 って何?もらえなくなることはある?
結論:地方交付税は国が財政力に応じて配分するお金で、かほく市の収入の約25%を占めます。
税収が少ない自治体でも一定水準のサービスを提供できるよう、国が分配する財源です。人口が減ると交付額が減る可能性があり、これが人口減少対策が重要とされる理由のひとつです。財政力指数 が1を超えると「不交付団体」となり、金沢市など一部の都市は受け取っていません。
出典:地方交付税の仕組み(総務省)/かほく市 歳入決算
このページのデータは信頼できる?どこから取ってるの?
結論:すべての数値はかほく市の公式資料と総務省の統計を出典にしています。最新データは令和5年度(2023年度)決算です。
「みんなのかほく」は、市役所の公開資料・決算書・財政状況資料集などの一次情報のみをデータの根拠にする方針です。各数値には出典と年度を明記しています。誤りを見つけた場合は、訂正フォームよりお知らせください。
出典:かほく市各年度決算書・財政状況資料集(総務省)/このサイトのデータ出典方針
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